かごめかごめ

妻は近視だ。

それも重度の近眼ということもあり、眼鏡がないと何も見えないという。

そのため置いた眼鏡の位置を忘れると、満足に行動できないようだ

私は裸眼だ。

視力検査では両目ともに1.5だ。

歳のせいか若干見えにくくなりつつあるが、それでも良く見えている。

しかし眼で見たものだけが視覚かということ、どうやらそうでもないことが判ってきた。

東北大学の研究によると、直接見ることのできない背後についても脳内で情報処理を行い、「見える」視覚能力が人間にはあることが明らかになった。

にわかには信じがたい話しだが、どうやら人は無意識に周囲 の環境を理解しているということだ。

これはヨガを始めてから感じるようになった体感覚にも通ずるところがある。

繰り返しヨガの練習をすることによって、体のパーツに対する微細な感覚を学習し、逆立ちした時の足の位置や、腹筋・背筋の動きが「見える」ようになったのだ。

ヨガをすること、それは世界を広げることかもしれない。

ところで犬の嗅覚は人間の100万倍~1億倍という。

これだけ感覚器官に差があるとなると、犬が感じている世界は人間とは異なるのは明白だ。

犬の色彩感覚は乏しいというが、それ以上に豊かな世界を臭いによって「視て」いるのだろう。

人間が感じることのできない世界がある。

犬が感じる嗅覚の世界。

鳥が感じる視覚の世界。

コウモリが感じる聴覚の世界。

そして人間が感じる情報の世界・・・・・・

それぞれが同じ瞬間に同じ世界を生きながら、お互い交わる事の無い別の世界を生きている。

いずれお互いが住む世界の垣根を越えて理解しあえる時が来るのかもしれない。

マサ