ふるさと


ドビュッシーのプレリュードを聴いていて、突然「あれ?この曲懐かしい感じ・・・・・・」
~プレリュード第2巻:第9曲の「ピクウイック卿をたたえて」~
https://www.youtube.com/watch?v=7BwP-RPeQIs

最初はイギリス国家に似ているなと思ったが、改めて聞いてみると「故郷」にも似てはいないか?
wikipediaで調べてみると、確かにイギリス国家が引用されているということだった。
すると、故郷はイギリス国家に似ている??
作曲家の岡野貞一がどのようにイギリス国家から影響を受けたのか は不明だが・・・・・・

ドビュッシーは私の好きな作曲家のうちの一人だ。

視覚的な感覚と聴覚の融合を果たし た作曲家に思えるから。
例えば「版画」という曲集の塔(Pagodes)は仏教のパゴダをモチーフに作られている。

ペンタトニックスケールが使われており、日本の民謡や演歌にも使われる音階の一つなので「これがフランス人が作った曲?」と驚くかもしれない。
朝霧の中から太陽に照らされる仏塔、その周りでは小僧が掃除をしたり、お経を上げる僧侶がいたり・・・・と映像が浮かぶ。

前奏曲の沈める寺も非常に静謐な曲だが、ドビュッシーの曲は瞑想的な作品が多いような気がする。
しかし、瞑想的な曲を作るからといって、本人が仙人のような人物であるかは別問題である。

wikipediaによると
・気難しい性格で、内向的かつ非社交的。・音楽院に入学してからは、伝統を破壊しえない言動(不平不満や文句)をしていた。
・女性関係においてのトラブルも絶えなかった。

等々、いい感じに「変人」ぶりを醸し出している。

この変人は、ジャズにも影響を与えている。
「ピアノのために」の前奏曲の最期の和音は、ジャズっぽさが漂う。

さてベルガマスク組曲の3曲目が有名な月の光、そして4曲目がパスピエ。
これはドラクエの「広野を行く~アレフガルドにて」に似ているので是非聞いてみて。
すぎやまこういちがどこまでドビュッシーを意識をしたかは不明だけど・・・・・・

学ぶとは、真似ることである。
良いもの、オリジナルを創造するにしても、学 習して真似る時期も必要。
何もないところからの創造は、凡人には無理なのだ。

そういう意味では、変人をお手本に真似ることこそ、一番大きな化学反応が起きるのではないかと想像する。


志を果たして
いつの日にか帰らん
山は青き故郷
水は清き故郷


変人が帰ってきた!



マサ