大丈夫じゃないから、なんでもないや。

僕が子供の頃から母から聞いた不思議なオマジナイ。

ティダアパアパ。

インドネシア語で、「大丈夫」、「なんとかなる」、「何てことはない」というような意味だそうです。

何があっても、ティダアパアパ。

子供ながらに、この言葉には勇気づけられたような気がします。

タイ語にも「マイペンライ」という言葉があって、「大丈夫」、「気にしない」とかいった意味です。

なんだかいい響きですね。

東南アジアでは、キチキチ、カッチリ、という気質が合わないのか、こうした言葉が日常で飛び交っています。

本当は何でもない事なのに、大変なことと思い込んでしまう時があります。

そんな時に、心がほんわかする魔法の言葉を持っているといいですよ。

さて、日本語の「大丈夫」という言葉については、少し気を付けた方がいい言葉だと思います。

もともと、大丈夫とは強固であるとか、頑丈であるというような意味合いがあります。

「100人乗っても大丈夫」とかね。

この言葉は、自分の弱った心を守ってくれる力がありますが、問題の本質が改善されることはありません。

なぜなら、問題があっても大丈夫ということでしょ?

問題は有るよりも、無い事に越したことはありません。

ここでヨガ的に言うと、あなたが問題だと思っているその現象は、あなたが作り上げた問題です。
その問題を解決するためには、初めから無かったんだということに気が付かなければいけません。

だから、あなたにとって必要な魔法の言葉は、

「なんでもないや」

沖縄的に「なんくるないさー」かな?

ここでもう一つ気を付けないといけないことがあります。
目前に迫っている問題は、なんでもないでは困ります。

ボールが飛んできているのに、なんでもないでは頭に当たって怪我をしてしまいますから。

物質的な問題は手足を使って、精神的な問題は言葉によって解決します。

ここはしっかりと理解しなければなりません。

多くの問題は、物質的な問題と精神的な問題が混合して相互に折り重なっているために、改善されないままでいるのです。

あなたにとての問題が何なのか、これを見つめてみることが重要です。

そこで解決の糸口となるのが瞑想です。

瞑想によってあなた自身を見つめる。

問題とは、あなた自身のことですから。

マサ