イマジネーション

人には想像力がある。
その想像力こそが人類の力だ。

想像力は、あなたが普段思っている以上の力を持っている。
それは、この世界を作り上げるだけの力だ。

だから想像力は大切だ。

一方、ヨガでは、この想像力は心の動きと定義する。
ただし、想像力といってもイマジネーションではなく、イリュージョンの方。

マーヤー(幻)の対象となる、ウサギの角や亀の尾のように、現実には無い物のことが対象となる。
力は使い方によって恩恵を得られる一方、破壊をもたらす者となるためだ。

ここを正しく理解するかどうかが、自由への分かれ道。

あなたの目の前に仮に誰かが居るとして、その人が見えているからそこに人がいるのか?
見えていなくても、そこに気配を感じたら、人がいるのは間違いないと思うのか?

では、1キロほど離れてみて、視界に入らなくなったとして、気配も感じなくなったら、その人はいるのか?いないのか?
電話をかければ電話越しに相手を感じるから、その人はいると言えるかもしれない。

相手の存在を感じるから、見えなくてもその人はいるのかもしれない。
では、目を閉じて1メートル先の人の気配が感じなければ、その人はいないのか?

だれもいない部屋に、だれかの気配を感じたら、誰かいるのか・・・!?

我々には強力な機能が備わっている。
それが想像力である。

目の前にいる人が、存在すると信じる能力である。
電話越しにいる人が、存在すると信じる能力である。

だから、無いものであっても、存在すると信じられるし、
有るものでも無いと信じられるのである。

つまり、我々に必要となるのは、この能力の使い方である。
コントロールする方法である。

例えばサンタクロース・・・・・・
サンタクロースはいるのか、いないのか?

子供にとっては、とても関心の高い問題だろう。
子供の頃その存在を信じていた時、サンタクロースは確実に存在した。

いつの間にかその存在はタネが明かされ消失するのだが、どれだけ多くの子供がプレゼントのお願いをしただろうか。

僕も多分に漏れずサンタにお願いをした。
おもちゃの広告に印を付けて、これが欲しい!と・・・・・・
もし、あの時タネ明かしをされなかった場合、サンタクロースはいつまで生き続けたのか?

皆が同じ幻想を抱いだ時、その幻は現実のものとなる。

もうひとつ、サンタクロースといえば、赤と白のコスチュームを思い浮かべただろう。
しかし、このイメージは1931年にコカ・コーラ社がクリスマスキャンペーンで打って出た人為的なイメージだ。

つまり、それ以前のサンタクロースは紅白ではなかったのだ!
誰もが抱くイメージ。それは恐ろしい。

元々存在さえしなかったサンタクロースの服の色であっても、変える事ができてしまう!
1民間企業でもできてしまうのだ。

国が働きかければ・・・いとも簡単に騙されてしまうのが人間だ。

だから、我々は、何が正しいのかということを常に原点に返って判断する必要があって、その原点を知る事が大切なのだ。

それが、自由になるための知識。

幻想からの自由。

”想像”してみよう。

幻想から解放されたその自由を。
あなたなら、それができる。

マサ